偏食の治し方

愛猫がキャットフードに対して積極的に食べずに難色を示す場合、好みがどのようなものであるのかということを探すことから始めていきます。人間にも様々な好みがあるように、猫にとっても好きな食べ物とそうでないものとがあるのです。特に猫は魚を食べるイメージが強くありますが、猫は魚よりも肉類の方が好きなことが多いです。そのため、猫のためにと魚が主成分のキャットフードを与えても食べてもらえないこともあるのです。そこで、猫の好みを知るということはとても重要なことなのです。

好みがわからないというときには、食べないものがどのようなものかを確認する必要があります。特にたんぱく質は猫の生命維持にとても必要なものですから好みのものがあるようならばそれが主成分のものを選ぶ配慮をすることは必要です。

ただし、どれが好きかわからないからといって突然あれこれとキャットフードを変えることは危険です。猫は警戒心が強いのでいつもと違うものが突然出てきても食べないことがありますし、いつもと違うものを急に体内に入れると体調も崩しやすくなります。少しずつ普段のキャットフードに混ぜて与えて食いつきや便の様子を見て好みや体の様子を探ることが望ましいです。

 

偏食の原因

猫がキャットフードを食べないのはその内容に原因があるだけではありません。特にドライフードの場合には、その硬さや温度、質感が原因であることもあるのです。ドライフードが一般的に流通しているのはメリットが多くあるためです。

まずは、硬いことでかみごたえがあり満腹感が得やすいこと、歯に詰まりにくくなおかつ食べながら歯磨き効果が得られること、水分を含まないことで品質管理がしやすいことというのが理由としてあります。しかし、水分が少なく噛む必要があることで猫によっては食べにくさを感じて避けたがることもあるのです。

そこで、好き嫌いではなくドライフードであることが偏食の原因であるかを探るためには幾つかの方法を試してみるのが有効です。まず、水やお湯でふやかすことです。ふやかして柔らかくなれば食べたり温かくなることで食べたりすることがあります。

猫は35度前後の温度が好きというデータがあるので少し暖かいものを食べたい場合や硬くないものを食べたい場合にはふやかすと食べるということがあるのです。また、お湯でふやかすと湯気によって風味が増すので匂いに敏感な猫は食いつきが良くなることがあります。質感が原因とわかれば、キャットフードをふやかしたりウェットタイプに切り替えたり、ウェットタイプにそのままやすりつぶしたり、ふやかしたりして混ぜたりすれば偏食が解消できることもあるのです。

キャットフードの偏食

人間に好き嫌いがあるように、猫にも好き嫌いがあります。猫と言えば、昔は人間の残飯を食べていることや野良猫は生ゴミの中から食べられるものを漁っているイメージがあるために、なんでも食べると思われがちです。しかし、猫は意外とグルメであり好き嫌いもはっきりとしています。味や食感、匂い、温度といったもので好き嫌いをしっかりと持っていることが多く、その傾向は犬よりも強いと言われています。そのために、買ってきたキャットフードを食べない、とか今までは食べていたのにある日突然食べなくなった、ということもあるのです。

猫が買ってきたキャットフードを食べないからといって、栄養が不足するとか病気になってしまうとかと心配しておやつを与えたり他のものにすぐ切り替えるのは決して良い方法とは言えません。猫は賢いので食べたくないと言えば別のものがもらえるという学習をしてしまうためです。

そこで、猫がただその食事に飽きたのか、はたまたおやつが食べたくて食べないのか、本当に苦手なものがあって食べないのかという猫が食事を残している理由をきちんと理解した上でキャットフードの与え方を考えることが重要なのです。キャットフードも猫にとって必要な栄養を考えて作られているものですから、その中から選り好みせず全てきちんと食べられるものを選びたいものです。そこで、ここでは猫の偏食を治す方法と、食事を新しいものに切り替える際の注意点について紹介をしていきます。